普及センターぶどうの指導(部会)

岡山吉備中央町ぶどうピオーネ

主枝延長は、7月末まで延長します。
今がその7月ですが、すでに3m以上伸びている枝もあります。
このまま行くと7月末までに5m以上になる枝も出ます。
摘心時期は7月末です。

現状では、3mを30cmくらい超えたところで摘心し、2月の剪定で30cm切り戻すイメージです。
先端を摘心すると副梢がよく伸び出すので、その後の管理とすれば副梢を止めて行くことになります。
また、先端を摘心することで、枝の成長で使っていた養分を来年の芽や根に移行させる効果もあります。

今後は伸びるのが早過ぎてすでに達してしまった枝の管理の一番良い方法を探って行きたいと思います。

□普及センターより
この吉備中央町の地域では、花が5日くらい早く咲いたとのことです。
水も温度もよい状況でしたが、葉が今一つ大きさ、濃さが足りない感がある。
このような状況では、頭でっかちで枝は良く伸びているが、根はあまり伸びていない可能性がある。
葉が養分を作るので、房をつけ過ぎないようにするのが良い。

葉の状態は、
○ 上を向いている
× たれている
× 丸みがある

葉の状態を見て樹の様子を確認する。

今年は冷夏になる可能性があるので、
ピオーネについては色づきは良くなるが、甘味がでない可能性がある。
房を減らす必要がある。

管理方法は、色や大きさなどいつも昨年と比較すると何をしなければならないか見える。
この時期の房は、少し動くくらいにしておきガチガチにしない。

昨年より葉の量が少なく、地面が明るいと房を昨年より房を減らす。
葉の量=房の量
その時落とす房は遅れ房中心に落とす。

現状花が咲いて30日日くらいだが、この時期は枝、副梢など切ると生理障害が起きる。
切る時期は、粒が軟らかくなってからにする。
軟らかくなった後、副梢が伸びていると副梢が養分を奪い色も付きにくく糖度が上がらないので切る。

袋掛けの基本だが、袋を締める口の部分はしっかりとじる。
傘の逆のように雨を受けるようにならないように注意する。
袋を掛けるタイミングは、防除後すぐに行う。
掛けるまでの日数が長いとバンプ病やスリップスがでる。
梅雨時期は難しいが、全ての園一気にできない場合、区域を分け防除後袋掛けと小分けに行う。

袋を掛けると露地ビニールトンネルは必要なくなる。
色づきが良くなるが、葉が雨に直接触れるため病気には弱くなる。
鳥害も多くなる。

□シャインマスカット
房数はピオーネと同じだが、重い分収量が上がる。
若木では粒は大きくならない分、年々2~3g大きくなることがあるので、
前年と同じ大きさでは大房になる可能性がある。

成長のイメージ
6月20日 梗核期
7月23日 果粒軟化
8月29日 収穫(18度以上)

若木は糖度が上がりにくい。
全体ではなく、糖度の上がっていない粒が混ざるイメージ。
成木の半分程度の房数にする。
粒が軟らかくなるまで副梢など切らないのはピオーネと同じ。
酸抜けが早いので、味を確認して出す。

ピオーネの若木はマグ欠が多い。
糖度、色が悪くなる。
豊作の時は良いものでないと売れない!

□地域の無加温ハウス栽培時期
2月 剪定1週間後ビニールしめる
5月 連休で誘引
20日ジベ処理 ※傾斜だと上が早く、下側は4~5日遅れ
出荷 盆頃間に合えば・・・

□若木
1年目、2年目は7月下旬でとめる。
春の乾燥で根を痛めたら伸びない。
一番重要なのは水。
量はいらない、こまめに水遣り。少量多潅水!
草が水を吸うので草刈も重要。

樹と樹の間に2代目を植える人もいるが、元の樹に養分、水分取られ伸びが悪くヒョロヒョロ伸びる。
剪定時の切り戻しは、樹自体を短くする。

枝からつるが出るが、
つる→つる→なし、つる→つる→なし
の順に出てくるが、頂部優勢でつるがない箇所で切ると脇芽も伸びやすい。
つるがあると節間が伸びやすくなる。

2年目管理でのコツ
延長している主枝のつるは5cm程度残しておくと枝のバランスが取りやすい。
2日半で今の葉が次の葉になるくらい成長するので、2~3日に1回誘引するのが望ましい。
伸ばすところの葉は一枚。

勉強になります。

我が天空農園では、7月末に摘心をする必要がないかもしれません・・・
ほぼ7割の先端が枯れています。
虫の仕業で美味しいところを良く知っています。
全て切って確認しました。
するとまだ中に残っている虫を発見!
ブドウトリバ。
いわゆるガの仲間です。
前年もこの時期に枯れていました。
水不足か?と思っていました。
この時期から毎年注意が必要です。

べイダー秀吉

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