6次産業化「認定」とは?

ももたろう未来塾

「認定」を受けるとメリットがあるが、あくまでも「認定」が目的でなく、加工品を作り販売し所得を増やすことが目的で、その通過点に「認定」があれば事業を加速することができると捉える必要がある。

では、認定を受けるとどのようなメリットがあるのか。
□認定のメリット
メリット1 6次産業化プランナーによる総合的なサポート
構想段階から認定までの計画策定を支援。
認定を受けた農林漁業者に対しては、計画の実施期間にわたり問題解決に向け、協力にフォローアップします。

メリット2 事業者の取り組みに対する資金援助
□融資等
無利子融資資金(改良資金等)の償還期限・据置期間の延長
償還10年→12年、据置3年→5年
上限額個人5千万円、法人・団体1億5千万円(改良資金の場合)
短期運転資金(スーパーS資金)の貸付

□補助金
「6次産業化ネットワーク活動推進事業」
新商品開発、販路開拓等に対する補助
(補助率:通常1/2→認定2/3)
新商品開発に向けた試作品の製造に関する機器のレンタル・リース料や販路開拓に向けたパンフレットの作成費も対象。

「6次産業化ネットワーク活動整備事業」
農業法人等が新たに加工・販売等へ取り組む場合の施設整備に対する補助
(補助率:1/2等)
実施主体を六次産業化法又は農商工連携法の認定を受けた民間団体等に限定

「6次産業化ネットワーク活動交付金」
6次産業化の面的拡大に繋がる地域の取り組みを支援する為、都道府県に対て交付金を交付し、認定事業者を含む地域を支援。

メリット3 交付金
産地リレーによる野菜の契約取引について認定事業者のリスクを軽減することができます。

メリット4 施設設備等手続きの簡素化
直売施設等を建設する際の農地転用手続きや各種審査手続きを簡素化します。

メリット5 農林漁業成長産業化ファンドからの出資。
(上限額:新たに設立する合弁事業体の資本金の1/2)

メリット6 その他いろいろ
農林水産省HPにおいて認定事業者名を公表
広報誌やメルマガへの掲載
認定事業者向けの仲間づくりや研修会の開催
情報提供などバックパップ

メリットはプランナーの総合的なサポートを受け、補助金や交付金で安定を図り、時には融資や出資を受けながら事業拡大して行く。
認定を受けることで自社HPへのアクセスアップや交渉時の信用にも寄与することで間接的にもメリットは大きい。

□認定の要件
1. 事業主体
農林漁業者等が行うものであること。
個人・法人は問いません。農林漁業者等の組織する団体(農協、集落営農組織等)も可能。

2. 事業内容 次のいずれかを行うこと。
1) 自らの生産等に係る農林水産物等をその不可欠な原材料として用いて行う新商品の開発、生産又は需要の開拓 (認定を受けようとする農林漁業者等がこれまでに行ったことのない新商品の開発・生産)
2) 自らの生産等に係る農林水産物等について行う新たな販売の方式の導入又は販売の方式の改善 (認定を受けようとする農林漁業者等がこれまでに用いたことのない新たな販売方式の導入)
3) 1又は2に掲げる措置を行うために必要な生産等の方式の改善

3. 経営の改善 次の2つの指標の全てが満たされること
1) 対象商品の指標:農林水産物等及び新商品の売上高が5年間で5%以上増加すること
2) 事業主体の指標:農林漁業及び関連事業の所得が、事業開始時から終了時までに向上し、終了年度は黒字となること

4. 計画期間 5年以内(3~5年が望ましい)

認定の要件は事業計画の内容によるものが大きい。
実際に要件の中に年数が必要なものもあり、見込みでもある。
この見込みが事業計画で計画的に出来そうか判断する材料になる。

加工品販売でどれくらいの収益が上がれば良いとされているかも、経営の改善1)で売上高が5%以上増加することと書かれており、ハードルが低いようにも思われるが、実際はこの数字が難しいとも読み取れる。黒字化させることも一苦労しそうだ。

べイダー秀吉

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