ももたろう未来塾 第10回講座 ~プレゼンテーション技法~

岡山吉備中央町ぶどうピオーネ

第10回はプレゼンテーション技法について教わりました。
最初から感想を言いますと、1、2番目に良い講義で
我々の作っている研究プレゼンの全てを覆させられました。
時間もありませんが、お陰で今までより良いものができると思います。

講義 プレゼンテーション技法
講師 株式会社Smart Presen 代表取締役 新名史典氏

■自己紹介より
「初めまして、○○と申します。それでは・・・」では名前を覚えてもらえない。
1分間は印象に残っていないため、しっかりエピソード踏まえて繰り返す。

自分の関心のあることにしか興味がない。
農業で稼ぐというテーマで研究を進めているが、興味がある人は少ない。
そのことを理解して始める。

■プレゼンの問題
話し方、資料、順番、つかみ・・・様々な問題点がある。

「え~、あの~」など耳障りな言葉ドッグワードもある。
・高齢者では横文字がそもそも嫌いな人もいる。
例として、ハンドクリーム、ロングブーツ・・・理屈はない。
・身振り手振りは必要なのか。
内容をサポートしていればいる。サポートしていなければいらない。
大きい小さい、長い短いを手で意味を表現してわかりやすくなれば必要。
ろくろのポーズや癖のあるしぐさは内容をサポートしていないので必要ない。

■エディ・ジョーンズ
「コーチは優秀なセールスマンでなくてはならない。
選手に信じてもらうために、私は自分の戦略を必死で売るのです。」

実行してもらうために、このような考え方になるコーチはまだまだ少ない。
自分のことをわかってもらえないことを、相手のせいにする人は多い。
自分サイドで何かできないかを考える。
全て自分で行う必要はない。
・人の口を使って伝える
・人にって話し方を変える
など様々アプローチがある。

人の仕事は見やすい。
客観的だからである。
自分の仕事は見えにくい。

1.「伝える」と「伝わる」の違い
短時間で伝えるために必要なこと
短い時間しかなければ何が大事か?

全部言わないこと

全部伝えようとすれば終わらない。
時間という限りの中に全部入らない。
量と時間。

プレゼンの平均 2分で1枚

15分なら7~8枚。
無駄を入れない。
30枚を一気に伝えて早口になる。
一応入れておこうとは聞き手のことを考えてだが、不安の表れで効果なし。

■聞きたくない話
他人の話を聞くときに、「聞きたくない話」とは、どんな話?

・自慢
・悪口
・興味のない話

このような質問をすると時間をとるが、1分程度で十分に答えがでる。
また、ネガティブな質問で時間をとるとかえって場が暗くなる。

自慢はKing ofである。
その他にも、
・繰り返し
・お説教
・ダメ出し

子供にも同じ質問をするが、結果は同じであった。
しかし、共通の嫌いな人の話は盛り上がる。
これはなぜなのか。

共通 × 感情 =共感 (頭文字)

共感すると盛り上がる。
すごい力がある。

■「伝える」と「伝わる」の違い
言いたいことを言うのでは伝わらない!

ふっと振り向かせるような切り口と配慮

ふっと振り向かせる=共感・・・相手の方が思っていることを代弁してあげること。
あるある感。
最初でなければならない。
振り向いていないと違うことを考え出す。

■聞く姿勢×わかりやすさで決まる

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①まずは聞く姿勢を上げる
これをしなければ聞いてもくれない、見てもくれない。
②理解しやすさ
ストリー、論理、構成・・・
相手のよく使っているキーワード、好きな言葉を入れる。

■共感が果たす役割
(共感なし)→理解→行動
理解・・・わかるけど
行動・・・結構です。
気持ちが振り向かず、断り文句を考える。
心が動いていない。

共感→理解→行動
共感・・・確かに、必要かも
理解・・・なるほど
行動・・・ちょっと考えるか
もっと知りたいと思ってもらう。
次のスッテプ。

早めに全体を見せる。
80ページ中の65ページくらいでわかるようでは遅い。

■使う言葉はみんなが知っている?
専門用語を使ってしまう。

・音で感じが想像できるか
音読みより訓読み、熟語でないことば。
シュシショウドク→手指消毒→てゆびを消毒することと言い換える。
・本当に横文字で言う必要があるか
・3文字アルファベットも要注意
生保・・・ふつうは生命保険だが、あるところでは生活保護となる。
・資料通りに読まない
若年女性などそのまま読まずに若い女性など聞きやすくする。

■「ペンギンの足は短い」は常識
ペンギンの足は短いと思っているが、実は長い。
ある動物園の園長が「実はペンギンの足は長い」と子供たちに教えてみてはと飼育員達に話すが、「そんなのみんな知っている」と答えた。
常識は皆違い、自分が思っている常識も人には常識でない。
伝え方も「長い」だけでは想像できず、「カエルの足のようになっている」と伝えると伝わりやすい。

■相手の世界に入り込んで語る
相手は知らないと言ってくれない。
単純化し相手の頭の中で、相手がわかる例えで語る。

2.取り組み内容を相手の目線で語る
■特徴と価値を整理する
デジタルカメラを例に、
特徴、利点、価値
を整理してみる。

特徴→利点
1610万画素 →画質がきれい
自動手ブレ補正→簡単で失敗しない
12.5倍ズーム→遠くからでも大きく撮れる
大容量メモリー→たくさん撮れる
手のひらサイズ→かさばらない

特徴から利点を考えるとき「つまり」を入れて考える。

上記の条件でAさん、Bさんのニーズを考える。
Aさん・・・可愛い孫の初めての運動会の写真をブログにのせたい。
Bさん・・・カメラは得意ではないが、今回の家族旅行を記録に残したい。

ニーズに合うことが価値。
Aさんへの価値・・・写真をきれいに、遠くからでも大きく撮れる
Bさんへの価値・・・簡単に・たくさん・荷物にならずに撮れる

特徴、利点、価値
①皆様の取り組み事業の特徴は?
②その特徴の利点は?(相手にとって)
③どんな人に価値をもたらしますか?

例①でこうなりあーなりを伝え、つまりで②どんなことが起こるのかを伝える。
誰にどんなことが起こるのかがタイトルになる。
タイトルが提案になっていないことが多い。
○○のご案内→○○が軽くする、寿命を延ばすなど具体的にする。
ご案内だと売り込まれる感があり、具体的だと興味がわく。

3.伝わるプレゼン3つのポイント
■「共感」を呼ぶツカミのポイント
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商品開発や警察のプロファイリングなどに使用される。
マイナス期待の時は聞く姿勢はない。
共通の嫌いでも盛り上がる。

マイナスを一度受け止める。
例)あの商品はいろいろ試したがダメだ!
答え:いや、この製品は・・・・×
答え:そうですよね、ダメです・・・○
共通の話題で盛り上がり、その後話を聞いてもらう姿勢を作る。

■共通の課題を見いだせるか?

自分の課題←共通の課題→相手の課題

全く違う話から結び付ける。
朝ごはんを栄養のあるものを食べさせたいが時間がない。
でも・・・になっている。
朝ごはん→忙しい→成績が落ちていませんか→集中力がない→朝ごはん

相手が何を気にしているか。
共通があるとそれを押す。
共通がない場合、相手に合わせる。
自分の課題から入ると話はうまくいかない。

■ストーリーの骨組みをつくるポイント
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具体例を上げ、結論主張に結び付けると、話にまとまりがなく、ただの情報の羅列になる。

説明(提案)のポイントを書き出す
①テーマを決める
②テーマのポイントを箇条書きに10個程度列挙する
③グルーピングする

例)具体例をたくさんあげ、結果に導くのではなく、具体例をグルーピングし結果に導く。

■ポイントを絞る

一言でいうと!大事なポイントは3つ! 

10個良いポイントがある7つあきらめることではない。
3つを選ぶと失敗する。

■相手の頭の中
・相手の頭の中には全体像はない
・先にフレームワーク(外枠)を描く
・マクロ→ミクロで人は安心する

大きな情報から小さな情報へ

■ピラミッド・ストラクチャー
論理のピラミッド
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具体例をグルーピングし、一つの根拠を作り出す。
この根拠から結論を導き出す。

中に入っているひとこそ詳しくなりすぎている。
具体例から話をして根拠をだし・・・と下から話をしない。
結論、全体像から話をする。
語るのは上から、作るのは下から。
具体例に話の時間を取られない。
時間がなければ具体例は話さなくても良いが、根拠・結論は必要。

具体例・・・退屈な話になりやすい
根拠・・・へぇ~の話にする
結論・・・共感ポイント!こういうことありますよね!

■ピラミッドで整理するメリット
・論理構成が整理できる
・何かを捨てることなくまとめることができる
・時間に応じて話す内容をコントロールできる
→「全部言わない」ことを実現できる!

■伝え方(資料・ツール)のポイント
・手元資料は10秒
・スライドは4秒
・まずは何の資料なのか?
→読むと見るの境界は15文字

■図の活用
人は情報を「関係性」で捉える。
どういう関係にあるのか。
短時間で示してくれのか図。

※上記のピラミッド・ストラクチャーも図である。

■5つのルール
①タイトルのルール
→もっとも言いたい結論になっているか
②配置のルール
→情報の関係性と配置が整合しているか
③15文字ルール
→大事なことは15文字以内で言い切る!
④視線誘導のルール
→相手の視線を見て欲しいところに誘導する!
⑤色のルール
→色で情報の関係性を示す!

目線は、左上から右下に流れる。
ビフォーアフターなどは、左から右にする。
色のトーンで時間の流れを作り出す。
複数の色を使用する場合、同じトーンで色を変える。
ここぞというときに「標準の色」を使用する。

■伝える際に意識するポイント
①視線のコントロール
考えているとき、目は脳に引っ張られる。
一番悪いのは下を見る。
目が上を向くと作りごとい見える。
目を一点にみる練習を2週間する。
頭の中では次のことを考えている。
プレゼンで聞き手と2秒目が合えば良い。

②ドッグワードの排除

③「間」の効果的な活用
間が1秒あれば聞きやすい。
理解する時間が必要で、次に何をいうのだろうと考える時間。
聞く姿勢ができる。

■大谷選手の心を動かしたもの
・聞き手を主役においている
大谷翔平君 夢への道しるべ
・聞き手の意思を確認している
・客観的、定量的なデータ

■「伝わる」ことは仕事を結実させること
・「聞き手」の立場をとことん意識する
・受け取れる体制・言葉・情報量や間
・共感すれば人も組織も動く

まとめ
2時間の講義で非常につかみやすい内容であった。
それは最初に結論から根拠を伝え全体像を把握させた後、説明している。
次は何の話だろうと思わせる工夫も随所にあり、さすがプロのプレゼンであった。
この内容を知ってプレゼンを作るのとでは全く別のものができる。
我々の研究プレゼンも全く別物に変わるだろう。

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